目的
- 大学入試共通テストでいずれかを受験する。
- 世界史か日本史か選択する必要がある。
- どちらにどのような特徴があるのか知りたい。
- どちらかに有利・不利があるのか知りたい。
調査
AとB・科目間の受験者数
- 令和3年度の大学入試共通テストを参考にする。
- 1月16・17日の日程をみる。
科目 |
受験者数 |
世界史A |
1544 |
日本史A |
2363 |
世界史B |
85690 |
日本史B |
143363 |
- いずれの科目もBの方が受験者数が多い。
- 日本史の方が受験者数が多い。
- 例年日本史の方が受験者数が多い(参考元サイト参照)。
日本史Bと世界史Bの平均点(令和3年度)
- Bの方が受験者数が多いため、それらの平均点を比べる。
- 1月16・17日の日程をみる。
科目 |
平均点 |
世界史B |
63.49 |
日本史B |
64.26 |
- 日本史の方が受験者数が多い。
- 日本史の方が平均点が高いが、有意差があるかは不明
平成30年度~令和2年度の平均点の推移
- 三年間の平均点の推移を比べる。
- 令和3年度は共通テストとして形式が変更になった。
- 令和3年度分は上記の内容を参考にする。
世界史B
年度 |
平均点 |
平成30 |
67.97 |
平成31 |
65.36 |
令和2 |
62.97 |
日本史B
年度 |
平均点 |
平成30 |
62.19 |
平成31 |
63.54 |
令和2 |
65.45 |
出題テーマ
- 点数による差が見られなかったため、出題内容を見る。
- 新聞社により公開されている問題内容を見る。
世界史B
世界史は2020年度にも対外関係・書物・移動について出題されている。
- 資料
- 貨幣
- 文学・ジャーナリズム
- 国家と文書
- 旅・歴史
日本史B
日本史は2020年度にも教育・民衆運動について出題されている。
- 貨幣
- 文字
- 中世都市
- 儀礼・儀式
- 明治の政治・社会・教育
- 農地改革
結論
- 受験者数は日本史の方が多い。
- 平均点は変わらない。
- モチベーションのために出題テーマによって選ぶ方法もある
- 例
- 司書に興味がある人は世界史B
- 教育に興味がある人は日本史B